穴から空を見ているか?

 

人間は、生まれたときから穴に支配されている

子をこしらえるとき、産むためには穴が必要。産まれてからも排泄をするので、人間は一生穴と生きることになる。

 

人間としての機能ではなく生活に関わる部分で言えば、インターホンがなったときにドアに開いている小さい穴から覗く。(今時の立派な家ではないので)

写真を撮るときにファインダーを覗くのも、大まかに言えば穴を覗いているとカウントしてもいいだろう。

小さい頃に万華鏡を覗いていた人もいるだろうし、それこそ仕事で穴を覗いたり穴の中に入って工事をしたりする人もいる。

人間にとって、生きるために、楽しむために穴は欠かせないものだ。

 

だからこそ、私は穴を大切にしたいし、穴で何かを感じる人間でありたいと思っている。

例えそれが、ズボンに開いた穴だとしても。

タイで買った300円ほどのズボン。部屋着兼パジャマとして、約3ヶ月履き続けている。

だが、やはり300円。尻に限界がきた。原因はきっと度重なるスクワットだろう。反省し、今はもうパンイチでスクワットをするようになった。

 

私のケツの穴から見た景色。ケツの穴だって、景色を見ようと思えば見れる。綺麗な青空が広がっているのもきちんと見えるのだ。

 

だからみんな、ケツの穴は大事にしよう。ケツの穴はいつだって私たちに新しい価値観を与えてくれるものだから。使うだけでなく、大切にしよう。

 

このズボンはかわいいし履きやすいので、そのうちケツの穴を閉じる大手術をおこなう予定。みんな、応援してくれ。

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