今年の3月くらいから人体実験をはじめた。実験は「自分の在宅ワーク生活サイクルを見つけよう」。
生活リズム的なところもそうだし、仕事の仕方にも悩んでいたので、それも合わせて考えたかった。
会社員生活のおかげで、体が家で仕事モードにならない。ご飯を食べたら眠くなってすぐにベッドに横になれる環境だし、ベッドの誘惑にはどうしても勝てない。
負けっぱなしではいられないから、インターネットで「昼食を食べた後に眠くならない方法!」のような記事を読んで試したが、普通に眠くなった。
仕事でどうしても人間関係が上手にできない。だから「人間関係を円滑にするには」みたいな記事も読んだ。読んだけどわからなくて、結果「全員まとめて抱くのが最短なのでは?」になった。
誰が書いたかわからないインターネットの記事は本当に当てにならない。
インターネットの情報は当てにならないから、自分の体とメンタルでいろいろ試して、ようやく今の自分にぴったりな在宅仕事生活サイクルを見つけた。
結論、自分に合っていたのは「仕事をする時間を変える」だった。仕事の仕方については「性格的にどうしようもねえ」で終わった。
この結論に辿り着くために何をしたかを書いてみる。
流れ的にはこんな感じだった。
1:今の自分の問題点を洗い出す
2:今の自分を見直す
3:思いついたこと全部やる
それぞれどのように進めたか、なんとなーく書いておく。
1:今の自分の問題点を洗い出す
まず、今の自分の問題点を考える。漠然とした「集中できないんだよなー」だけだったら、具体的な解決策が考えられないから。
なので、一旦自分が問題だと思っていることをすべて洗い出す。何も考えずに出す。うーんって悩み出したら終わり。
- すぐ眠くなる
- 低気圧に弱すぎる
- いつも頭がいたい
- よくわからん人に従えない
- 集中力がない
- 人間関係うまくできない
- お昼ご飯食べたら眠い
- 仕事相手に媚を売るとかできない
- 根回しとかできない
- すぐ文句を言いたくなる
- 腰痛い
- 他人に興味がない
- お腹減ったら食べちゃう
- 楽しいことを我慢できない
これくらい出た。下の二つはちょっとかわいいけど、ほかのは人として大丈夫か心配になる。
問題点をたくさん出したけど、今は解決策を考えない。ただ「私は今これに困ってるんだ〜」を覚えておく。
ここで思いついた解決策は、不可能に近いからだ。
- 「すぐ眠くなる」なら「眠くなったら寝て、8時間睡眠を細切れにすればいい」
- 「低気圧に弱すぎる」なら「低気圧を高気圧に変えればいい」
- 「いつも頭がいたい」なら「コーヒー点滴か一日3回毎日バファリン」
- 「集中力がない」なら「毎日仕事をするために図書館に行く」
- 「根回しとかできない」なら「金を積んでどうにかする」
無理じゃん。この中でも特に、毎日仕事をするために図書館に行くとか本当に無理。
でも、できる人はきっといる。じゃあどうして私は無理なの?と考えたら、私の性格が”そう”だから。家にいたくて仕方がない。
さっき出した問題点には、外に出るのが厳しいのと同じように、自分の性格的に悩んでもどうしようもないことも混ざっている。
なので、先に「どうしようもねえ」を区別する。
2:「どうしようもねえ」を区別する
どうしようもねえところを悩んでも仕方ない。解決策を考えても実行できない。だから「どうしようもねえ」ものとして、区別する。
自分のどうしようもねえを知るために、MBTI診断をした。
別にしなくてもいい。問題点を見て、これは性格の話、これは性格の話じゃないってなんとなくわかるから。
でも「どうしようもねえと思う原因」を改めて落とし込みたかった。
どうにかしたいけど、どうしようもできないことをMBTIのせいにして開き直りたかったのもある。
久々の診断結果。前と変わらずISTPだった。何回やってもISTP。
ISTP的「どうしようもねえな」がこれ。
- 人間関係うまくできない
- 媚を売れない
- 根回しとかできない
- すぐ文句を言いたくなる
- 他人に興味がない
- よくわからん人に従えない
どうしようもねえな。
どうしようもねえものを悩んでも仕方ないので、それ以外。下の項目をどうするか考える。
- すぐ眠くなる
- 低気圧に弱すぎる
- いつも頭がいたい
- 集中力がない
- 腰痛い
- ご飯食べたら眠い
- 楽しいことを我慢できない
- お腹減ったら食べちゃう
見てわかる通り、性格はまったく関係なし。体調と生活習慣をどうにかすればいい問題だけになったので、具体的な解決策を考える。
3:思いついたこと全部やる
解決策を考え、実行して、効果があったものを下の表にまとめた。
悩み | やったこと |
---|---|
腰が痛い | 整骨院に週4くらいで通った |
頭が痛い | 整骨院に週4くらいで通った |
低気圧に弱い | 整骨院に週4くらいで通った |
ご飯食べたら眠い | ・仕事しながら食べる ・おやつをちょこちょこ食べて済ませる |
集中力がない | ・仕事の前に楽しいこと、やりたいことを先に済ませる ・仕事用PCとゲーミングPCをわける |
整骨院最強。
最初は本当に腰痛肩こり目的だったんだけど、先生が「もし頭痛とかあったらそれも良くなりますからね〜」って言ってて。
おいおいマジか、と思いながら通い続けたら本当によくなった。整骨院最強。姿勢も良くなって前より痩せて見えるようになった。(見えるだけ)整骨院最強。
ご飯食べたら眠い、は、インターネットで見かけた「炭水化物を控えたら眠くならない」を試しても眠くなったので、信用していない。
信用せず、自分で何パターンか考えて食事をした。炭水化物食べない、食べる、何時に食べる、満腹まで食べる、八分目くらいでやめる、半分食べて半分あとで食べる、などなど。ほかにもたくさん。
その中で一番眠くならなかったのが、表にある二つ。
仕事をしながらラーメンをお腹いっぱい食べたら、眠くならなかった。仕事をしながら牛丼を食べても眠くならず。
何もせず牛丼を食べたら眠くなったので、「仕事をしながら」がポイントだと思っている。
ちょこちょこ食べるおやつの種類もとくに決めていない。漬物も食べるしチョコも食べるしポテチも食べる。
集中力がない、は、集中できない理由がはっきりしていたので楽だった。
自分の性格上、楽しみをとっておくことができない。ソワソワする。「どうして仕事してるんだろう…」になる。
だから、楽しいことを存分に楽しんでから仕事をするようにした。
具体的にいうと、朝の8時とかに起きて、家事をしたりスーパーに行ったり、ゲームをしたり本読んだり散歩したり。TwitterしたりTikTok見たり。
14:00とか15:00くらいになると「さすがにそろそろ働くかあ」マインドになる。そうなってから働く。夜の終わりは特に定めず、眠くなるまでやる。だいたい21:00〜23:00が多い。
楽しいこと、好きなことを楽しんだら元気が出るタイプなので、この生活サイクルは今のところ大当たり。自分がしたいことは午前中に済ませてあるから「自由時間が!ない!!!」ともならない。メンタルもいい感じ。
一つだけ言うなら、午前中にゲームをしてくれる友達はいないので、どうぶつの森が捗る。
あとは当たり前だけど、ゲーム用のPCで仕事をしていたら「なんでゲームできないの?!?!」になるのでパパッと変えた。
モニターの位置も変えて、ゲームはベッドの上でするようにした。仕事用のデスクにいるときはゲームとは無縁な状態になった。これもまたいい判断だったと思っている。
こんな感じで、いろいろ試した結果、「どうしたらまた自宅で上手いこと働けるか」を解決できた。
この生活サイクルにしてまだ少ししか経ってないから問題が出るかもしれないけど、そうしたらまた考えればいいのさ〜。って感じでーす。
完全に個人の実験体験談でしかない、なんの根拠もない話でした。
こんな話に惑わされず、みんなは好きなように暮らせ。