はじめてのピンピンころり

はじめてのピンピンころり

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陰キャ引きこもりとして、できる限り一生懸命毎日省エネに暮らしている。

陰キャ引きこもりな生活は楽しいけれど、やっぱり少し寂しくなるときはあるし、気分転換したくなるときもある。

そういうときは近所にあるカフェやらハンバーガー屋に駆け込む。のんびりできるカフェは大人向け110番の家だと思ってる。

とは言っても、PCを持ち込んで少し作業もしたいから、行くのはチェーン店ばかり。

気の使い方が正しいかわからないが、個人経営の店に一人で行って、コーヒー一杯(ちょっと何か食べるときもあるけれど)で1、2時間居座るのは申し訳ない。

なので、私のような人間がたくさんいるチェーン店で、もし同じような人間が大量発生したとしてもなかなか潰れなさそうなチェーン店で、もし潰れたとしても死ぬほどのダメージは受けんやろと思えるチェーン店に今日も居座っている。

 

でも、もし潰れても死なんやろチェーン店に異変が起きた。レジにいるのがおじいちゃんだ。

おじさんじゃなくて、おじいちゃん。ヨボヨボではない。ピンピンしたおじいちゃん。

ピンピンハキハキしているけれど、見た目だけで言えば70代…?とにかく元気なおじいちゃんが働いている。しかも二人。

 

ヨボヨボで、ここが潰れたらもうどうしようもないおじいちゃんではなく、大金持ちの暇つぶしかもしれないし、株で儲けているかもしれない、お金はあるけれど認知症予防のため?とすら思わせる、余裕のあるおじいちゃん。

 

なぜこんなところで働いているのか。仕事ができそうなおじいちゃん。たまに居酒屋みたいな返事もしている。

 

おじいちゃんのことを考えながらポテト食べてコーヒー飲んで、さらっと仕事して、そろそろ一時間が経つ。おじいちゃんはずっとハキハキ働いている。私より気力も体力もあるだろう。今は元気に「ウーバー入りました〜」って言ってた。

 

こんないい感じのおじいちゃん、採用して正解だろうな。でも家で奥さんに「茶」「箸」しか言わない系のおじいちゃんだったら嫌だな。

外面のいい人に騙されがちな人生やってるから、第一印象がいい人!って思う人は大抵ちょっとダメなんだよな。だからきっと、ダメなおじいちゃんなんだろうな。あーあ。閉店までコーヒーだけで居座ろうかな。