お酒が入ると「次の日のごはん」と称して食べ物を買う癖がある。
今までは帰宅途中にあるコンビニでカップラーメンを大量に買い込んでいたのだけれど、ほんの少しだけ健康に気を使うようになり、カップラーメンを食べる機会が減った。
だから、今回はコンビニに寄るのではなく、パンを買ったんだと思う。
パンは私たちを惑わせる魅惑の食べ物だから、ほろ酔いでスススと買いに行っても仕方がないんだよ。
東京駅構内のパン屋。デイジイ東京
店の前を通りかかった瞬間に「明日のごはんにしよう」と、心の声が言ったのでスッと入店。閉店間際くらいの時間帯だったので、パンの種類は少なめ。それでもわたしのパン欲をくすぐってくるんだからパン屋さんは天才よ。
天才パン屋さんで3つのパンを買った。
中にハムとチーズが挟まれている食パン。トーストなので朝ご飯を想定。思考が単純。
手前右はコッペパンの中にあんことバターが入っているもの。これはおやつかな。
そして一番気になって買ったものの、どのタイミングで食べようか悩んでいるのが左手前にあるチョコクロワッサン。
これがクロワッサンだなんて。どちらかというと平べったい物体をクロワッサンだと認識していたから、クロワッサンの定義がポロポロこぼれ落ちる。
この形状はどう見てもマフィン。マフィンの形をしたクロワッサンをクロワッサンだと思って食べられるのかどうか。そのポテンシャルの有無は、このマフィン型クロワッサンを食べることで分かるだろう。
まあそんなポテンシャルがあったところで、「恋人が作ってくれたカレーの味がゴミ味」とか、そういう場面でしか役に立たないだろうな。
…そんな場面があってたまるか。カレーの作り方ならわたしでも教えてあげられるから、もし作るのなら相談してほしい。とりあえずゴミは入れないでくれるか。
パンの話をしていたのにカレーが食べたくなっちゃったな。カレー屋さんのカレーって、ココイチ以外食べた記憶があまりないから、美味しいカレーを食べに行きたいものね。
今年の夏はカレーライスの女になろう。