松下奈緒に札束ビンタされ、それをきっかけに上流階級への仲間入りを目指して果たし、最後は東京タワーで札束ビンタし返すドラマに出演したい

松下奈緒に札束ビンタされ、それをきっかけに上流階級への仲間入りを目指して果たし、最後は東京タワーで札束ビンタし返すドラマに出演したい

2024-08-28
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小学生や中学生の頃はよくドラマを見ていた。当時はジャニオタも兼任(兼任?)していたから、見ていたドラマのほとんどはジャニーズが出ていたものだったけれど、それでもよく見ていたと思う。

あの頃は、ごくせんの赤西仁と亀梨和也の「赤亀」コンビのどちらが好きかとクラスで争い(亀梨派)

花より男子の松本潤(道明寺司)と小栗旬(花沢類)のどちらが好きかと争い(西門総二郎派)

野ブタ。をプロデュースでも争い、なんならaiko派か大塚愛派かでも争う、なにかと血気盛んな年頃だった。

 

歳を重ねるごとに見るドラマも変化し、31歳の今、「改めて思い返しても好きだな〜〜〜」と思う日本のドラマは8つ(順不同)

・コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-
・逃げるは恥だが役に立つ
・アンナチュラル
・Doctor-X 外科医・大門未知子
・科捜研の女
・七人の秘書
・コンフィデンスマンJP
・大豆田とわ子と三人の元夫

その中でも、いわゆる推しに近い感情を持ったのが、

・新垣結衣
・比嘉愛美
・長澤まさみ
・木村文乃
・松下奈緒
・内田有紀
・井浦新
・岡田将生

好きな作品が一つ増えるたびに、好きな俳優さんも増える。推しの多い人生である。

 

そして2024年夏。比嘉愛美と木村文乃と松下奈緒が一つの作品に出ている。まさに奇跡としか言いようがない。ミラクルでありアンビリーバブルだ。

2024年7月25日スタート!【毎週木曜】よる9:00~放送!テレビ朝日 木曜ドラマ『スカイキャッスル』番組サイト。――すべてを手にするのは、私。――主演・松下…
www.tv-asahi.co.jp

スカイキャッスルとは、上流階級の家庭が幸せに豊かに暮らす街のことを指す。スカイキャッスルを舞台に、セレブ妻たちのプライドや見栄や未来が崩壊するドロドロドラマである。

元は、韓国で2022年に放映されたドラマ「SKYキャッスル~上流階級の妻たち」だ。

韓国版は見ていないが、韓国ドラマあるあるをマイルドに残した、ちょうどいい塩梅の日本版リメイクだと感じる。韓国ドラマに見慣れていない人でも見やすく、慣れている人でも楽しめる。

ワイルドも地球の裏側ではマイルドになるように。中国料理有名店と中華料理のように。……上手いことを言ったつもりだ。

 

このブログを書いている今現在は5話が放送されて、6話が放送目前である。普段ドラマを見る習慣があまりなく、なかなかリアタイができないのでTverで見ている。(https://tver.jp/series/sruvnbx3va

Tverのタイトルが雑で好き。3話の「壁をぶっ壊すセレブ妻」なんて特に最高だ。「壁をぶっ壊す」なんてセレブ妻と似合わない単語すぎてキャッキャしてしまった。

 

話はドラマ本編に戻る。私自身は、セレブ妻や上流階級とは程遠い、貧乏未婚だ。これからの人生で上流階級になる可能性は0.000000001%にも満たないし、セレブ妻なんて、ほどほどほどほどほど遠い肩書きである。

上流階級を目指すために血の滲むような努力をした登場人物を見ていると、凄まじいバイタリティを羨ましく思う。一欠片でも分けてほしい。

「こんな人物になりたい」「こんな生活を送りたい」という気持ちがなさすぎて、逆に生きづらい。

実家は築5000000年で虫も出る家だが、「こんなボロ屋もう無理!絶対金持ちになってやる!」なんてことはない。「虫が出るから都会に帰る!」と言ったことはあるが。

とにかく、がんばるための理由があまりないのだ。なくなってしまった。

それに、母の存在も大きい。母は正社員ではなく、お金持ちでもなく、むしろ貧乏である。貧乏な母を反面教師にして金持ちになるぜ!と思うこともない。むしろ、「将来はこうなりたい」と思っている。

へとへとになるまで働いているし、高い化粧品も使っていないし、外食もたくさんはしないし、毎日疲れたと言っている。

だけど、なんだかんだ毎日笑って、好きなことを楽しむ母を見ていると、昔読んだことがある小説。

群ようこのれんげ荘を思い出す。

月十万円で、心穏やかに楽しく暮らそう! ―――キョウコは、お愛想と夜更かしの日々から解放されるため、有名広告代理店を四十五歳で早期退職し、都内のふるい安アパート「れんげ荘」に引っ越した。そこには、六十歳すぎのおしゃれなクマガイさん、職業“旅人"という外国人好きのコナツさん・・・・・・と個性豊かな人々が暮らしていた。不便さと闘いながら、鳥の声や草の匂いを知り、丁寧に入れたお茶を飲む贅沢さを知る。ささやかな幸せを求める女性を描く長編小説。–Amazonの商品説明欄より引用

数年前に読んで、「将来はこういう生活がいいな」と感想を持った。気がする。

 

だけど、あれなのかな。お金がなくても豊かに暮らせることを知って、そうなりたいと思う気持ちが強くある。

しかし、金持ちに対する解像度が低すぎている、とも思う。金持ちになってどうする?が頭をよぎるというか、なんというか。

もし小さい頃からブランド品に囲まれていたり、好きなものをなんでも好きなだけ際限なく食べたり買ってもらったりして、金持ち解像度が高かったらどうなっていたのだろう。

金持ちのステータスは確かに魅力的である。金に物を言わせればなんでもできる。裏口入学も許嫁も、自分が入る会社もすべて金で買えるだろう。

全部一万円札の札束ビンタもしてみたい。一番憧れるの、札束ビンタかもしれない。

叶うのならば、松下奈緒に札束ビンタされたい。松下家の使用人になり、「雇ってやってるんだからちゃんと仕事しろよ」「これが欲しいんだろ」って往復札束ビンタされて、(屈辱じゃないけど)「屈辱!見返す!」の精神になり、這い上がり、最終的に東京タワーのヘリポートらへんで札束ビンタし返したい。

そうだ。仕事もないし、女優になろう!なろう系女優としてがんばる!

何を言っているんだコイツ、と思った人。お仕事ください。よろしくお願いします。
↓ポートフォリオ
https://note.com/maru51/n/n968aed2fcd40